臼福本店はグローバル・ツナ・アライアンス(国際マグロ同盟・GTA) に加盟しました。



グローバル・ツナ・アライアンス(GTA)加盟に際して

臼福本店は1882年に魚問屋として創業し、1930年代から漁業に参入しました。 1980年代には遠洋マグロ漁業に事業を一本化した長い歴史を持つ会社です。 現在、私たちは7隻のマグロ漁船を所有し、世界中の海でマグロ漁業を行っています。 また、自社船で漁獲したマグロを直販店で加工・販売しています。

マグロ漁業に関わる資源管理や法制度は時代と共に変遷してきました。次世代へ繋ぐ持続可能な産業であるために、 私たちは常に社会的・環境への責任を考えていく必要があります。

現在、私たちが直面している課題は以下の通りです。

●国際・国内的な資源管理強化
●燃油・餌料などの資材高騰
●IUU(違法・無報告・無規制)漁業による乱獲とその水産物の市場流通による魚価の低迷
●漁業従事者の減少と高齢化

臼福本店は、GTAが掲げる「カツオ・マグロ類業界が最高水準の環境パフォーマンスと社会的責任を担うこと」というビジョンに共感し、 協働して持続可能な漁業を支援する取り組みを強化していきます。漁業をより良い方向に変えていくために行動を起こすことは、私たちの役割であると考えています。


関連リンク
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グローバル・ツナ・アライアンス(GTA)について

Global Tuna Alliance(GTA)は、小売業者とカツオ・マグロ類サプライチェーン企業で構成される国際間パートナーシップの独立団体です。 カツオ・マグロ類漁業のための漁獲戦略の実現、IUU(違法・無報告・無規制)漁業に由来する製品の回避、 トレーサビリティと環境の持続可能性の向上、カツオ・マグロ類漁業における人権に関する取組の推進に尽力しています。


グローバル・ツナ・アライアンス(GTA)の主な活動内容

GTAは、目標を共有する加盟組織と共に、主に下記の3つの主要な戦略的優先事項を掲げています。

1.透明性とトレーサビリティ
2.環境の持続可能性
3.社会的責任

また、特徴的な活動として、カツオ・マグロ類のサステナビリティを向上させるためにGTA加盟企業が国や RFMO(地域漁業管理機関)への共同政策提言を行っています。


Global Tuna Alliance(GTA)オフィシャルウェブサイト

https://www.globaltunaalliance.com/

グローバル・ツナ・アライアンスメンバーとの共同イベント開催

5月7日、GTAメンバーの「カリナリーコラボレーション(CCL)」様のご協力により、 アメリカの南カリフォルニアで27店舗展開のハイエンドスーパーマーケット「Gelson's」で弊社のMSC本鮪をメイン食材にしたディナーイベントが開催され、 サステナブルシーフードとして高い評価を頂きました。
イベントに参加されたお客様は、MSC、弊社、世界初のMSC本鮪等に関心を示され、大きな支持を頂き、非常に盛況な会となりました。


Gelson’s  サステナビリティ関連ページ

https://www.gelsons.com/sustainability

MSC Sushi Dinner イベントの様子